スプライトシュピーゲル 第04巻 冲方丁 はいむらきよたか bk1 / amazon

スプライトシュピーゲル 第04巻

ファンタジア文庫の記録を塗り替える540Pという長編

円環少女と並んで読むのに時間の掛かる小説がこのページすうともなれば、もうね

7時間くらい延々読み続けた気がする

要人警護の任務に端を発した泥沼の戦闘

次々とその手をこぼれ落ちていく、守るべき人々

明かされていく世界のカラクリ それを暴くために掛けた覚悟と、託された想い

そして、またしても離れていながら、同じく戦場で戦う仲間、という展開には熱くならざるを得ない

何度膝をついても、立ち上がらなければならない、立ち上がることが出来る ともに戦う仲間がいて、違う戦場で死闘をくぐる仲間がいるから

どいつもこいつもかっこよすぎだ

エッセンスとして世界統一ゲームはなかなか興味深かったな

ちょっとやってみたい気もするが、この混沌としたパラメータをプログラムするのは無理そうだ

これはすごかった

今までもこのシリーズは散々いろいろなものを突きつけてくれが

今回はそれを上回る、そして次も上回るだろうと期待せざるを得ない

後書きで次の5、6巻で完結だと宣言されたのだから

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