モノケロスの魔杖は穿つ4 伊都工平 巳島 bk1 / amazon

モノケロスの魔杖は穿つ4

3巻の引きに比べると、どうにも普通と感じてしまう

起承転結の結、全ての設定を回収する後片付け

無いとは思ってたけど、やっぱり主人公が死んだ後の物語、なんて望めなかったか

今回は神殺しの話

後書きによるなら「血」の克服?

やってることは壮大だけど、庇護をはなれて独り立ちしましょうというありがちなものになってるし、さらに追い打ちで、物語の理論というか筋がセカイ系になっちゃってる気がして、どうにも楽しめない構図になってた

30億年も経てば人類なんてとっくにいなくなっていそうなものだが、守護を離れた人類がどう生きたかを描いてくれても良かったかなぁ

書いちゃいけない類のエピローグだろうけど

とはいえどうも、後書きに書かれてることに理解が追いつかなくて、本当に読み切れてるのか疑問でもあったり

私的にピークは律の復活

主人公なんて目じゃないね

「勇者参上!」は名台詞

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